電気関係の資格申請した~仕事に使う事はないけど

日々の出来事

リタイアしてから、TOEIC(850点)とか、歴史検定(2級)、野菜栽培士とか、中途半端かつ何の役にも立たない資格のようなものを取得してきた。これらは、例えばTOEICであれば900点とか、歴史検定ならば1級とかに進めばよかったのだが、コロナ禍を経てまったくやる気を失っていた。

去年の事だ。何かちゃんとした国家資格を取ってみようと急に思い立った。

電検三種という資格があるのは知っていた。学生時代、自分より成績のいい同級生が、在学中 上位の電検二種に合格、大学院には進まずに、電力会社に就職したといったような記憶がある。
その下位の資格だ。近年易しくなったというのを去年知り、ボケ防止のためにもいいかなと思った。
4教科合格する必要があるが、全部一度に合格しなくてもいいらしい。しかも半年に一度試験がある。

4教科は、理論、電機、電力、法規の4教科。 理論は学生時代の専攻に近いので問題ないと考えた。しかも、参考書をみると微分方程式、ラプラス変換、フーリエ変換などの割と専門的になる知識も必要ない。普通科高校レベルの数学・物理の知識があれば大丈夫だと判った。電機、電力は未知数だったが、参考書をみるとこれもたぶん理数系に余程アレルギーがなければ問題ないと感じられた。その後知ったが、電検二種になると、割と専門知識が必要なのではという感じ、、

問題は、法規。参考書や試験問題をみても、専門外なので全くわからない。

従って、戦略として、初回は、理論・電機・電力の3教科だけ受験、法規だけ1教科ゆっくりと半年かけて受験という戦略をとった。もちろんダメ元で最初から4教科受験してもよかったのだが、法規を受験して全然ダメだった、あるいは、自信のある3教科を落とした場合、自分の性格上やる気をなくすのではないかと思い、受験しなかった。

結論として、この戦略は正しかった。法規も含めて全教科90点以上で合格できた。
試験結果は受験後すぐにわかっていたのだが、今月正式な合格通知を受領、免状申請した。年末か年始に免状をもらえるらしい。

次のステップだが、電検第二種は、今の老化した自分の頭では手強そう。理論は何とかなると思うが、その他はちょっと自信がない。時間がかかりそうだし、過度なストレスになるのもいけない。
かといって、電検三種の資格をもって実務につく事も難しそうだ。電気工事とか施設管理とかの経験が全くないし、何より、高圧を扱う仕事になるので死亡事故のリスクがある。

ここは、記念という事でとどめておくつもりだ。