東京都の新規感染確認者数は、ここのところ減少傾向が続いている。
一週間の平均で見ると、昨日(9月1日)は先週比-24.6%減。
とは言っても、入院患者数や重症者数は減少には至っておらず危機的状況は続いている。
今後、医療提供体制の拡充と同時に、新規感染者数の減少ペースを維持する事が課題になるのであろう。
ここで、感染者数が減少に転じた理由を考えてみた。
理由として考えられるいくつかの事項を挙げると
- お盆休みで、都内の人流が減った。
- 実際に人流は減っていた。今後新学期スタートでどうなるか??
- ワクチン接種が進んだから
- ただし、接種が進んでいない若者世代の方が減少率が大きいので少し???
- 検査数が減った
- 発熱相談数はそれほど減っていない。しかし陽性率も下がっているのでよくわからない。
- 若い世代を含む重症者や死亡者のニュースを見て、人々の警戒心が高まり、行動制御につながった。
- 高齢者の感染率や死亡者が少ないといった楽観的な見方が打ち崩された。
理由は他にもあるだろうが、4番目の警戒感が一番大きな要因だと思っている。
また、逆に言えば、7月から8月頭くらいまでの、警戒心のうすさが、これほどの感染拡大を招いた原因でもあるとも考えられる。
実際、7月から8月頭にかけては、感染者が増え始めているにも関わらず、全体に占める高齢者の感染者数の比率が小さく、発表される死者数も少なかったため、警戒心が薄れていたのではないかと思う。
実際元知事の猪瀬さんも、オリンピック期間中”死者数発表0がすべてを物語っている”などとツイートしていたような、、、
現在、高齢の感染者も増え、さらに連日のように、若年層、自宅待機中、有名人などの死亡の発表がある。
それゆえ、警戒感から行動抑制(相変わらず、中高年は夜の街を徘徊しているようだが)につながり感染者数が低くなってきたのではないかと推測している。
感染確認者数が、一日あたり平均1、000を超えてきた7月20日から7月31日までの死亡者発表総数は、22人、そのうち50代以下は4人だった。
しかし、同じ期間で診断を受け、その後亡くなった方は、9月1日時点で54人、そのうち50代以下は14人、30代も3人含まれていた。すでに恐ろしい状況にはなっていたわけだ。
自分が過去のデータを調べて見たところ、診断日からその後死亡し、発表されるまでには、平均で27日程度、総数の80%がわかるまでには、35日~40日の日数を要していた。
つまりかなりのタイムラグがあるわけだ。
9月1日発表時点で、8月中診断されその後亡くなっている方は、すでに128名、そのうち50代以下は41人、30代5人、20代1人を含んでいる。
先のタイムラグを考えると、この数は残念ながらさらに増えるだろう。
このような警戒心を持つタイミングのずれをなくせば、各々の波(感染者数だけでなく、犠牲者等含め)の振幅を小さくすることができるのではないか?
その意味で、”この傾向が続けば、先々どのような致命的な状況になるのか”という予測を定量的なデータも含めて公表する事が有用ではないかと思っている。
しかし、日本人は、致死数の予測データを公表する事を忌避する傾向があって無理なのかもしれない。
また、公表すればしたで、医療を前もって拡充すべきだとか、早く5類へとか、だからオリンピックがどうのとか言い出す人達が出てくるので嫌なのだろうなきっと。
たわいもないオヤジの発想、、、、。
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