東京の新築マンション価格、2年連続1億円越えらしい。
賃料も30年ぶりの上昇幅。 そんな中でも浮かれてはいけない。
独自の個人財産のバランスシートを作成し、不定期にアップデートしている。
その中で、住んでいる住居は資産として計上しない事にした。
今、住んでいるのは分譲マンション。ローンも繰上げ返済で完済している。
結構な資産として計上してもいいはずだが、あえてそうしない事にした。
東京に住んでいる以上、生きている間に首都直下地震に見舞わられ、資産価値が大きく棄損する可能性もある。
戸建て住宅であれば、最低でも土地は残り、土地自体の価値も大きくは下落しないのかもしれない。
しかし集合住宅の場合、土地の区分所有面積は小さく、また、仮に建物が倒壊して住めなくなれば、すぐに換金もできないだろう。
もちろん、火災保険、地震保険には入っているが、地震保険などは特に保証してもらえる額は恐ろしく小さい。
気が小さいので、購入するときは、災害リスクを減らすため、地盤とか江戸時代からの土地利用状態、震災履歴とか、治安状態も含めて検討し、購入した。
もちろん、ウォーターハザード圏外。
でも、絶対という事はないというのが、これもまた気が小さい自分の考え。
資産価値のある今のうち売ってしまって、地方に戸建てあるいは賃貸に住むという考えもあるだろう。
実際、リタイア直後は移住も少し考えていた。しかし最近はかなり減退気味だ。
なので積極的に現状を変更する事はしない。
一方で災害に見舞われて、移住しなければならないとしても、金銭的に何とか対応できるようにはしておきたい。
例えば、地方都市の賃貸マンションに移り住むための初期費用とか、、、
仮に、早期リタイア前後、賃貸に住んでいて、ローンなしに今住んでいるものと同等のマンションが余裕で買えるとしたら、どうだっただろう?
たぶん買わないかな。 賃貸の自由度と震災での資産棄損への防御。 所有したいなら、地方都市に移住すると思う。