新NISAが、来年から始まる。 巷にはNISA関連の記事とか、ブログ投稿とかにぎやかになっている気がする。
が、自分は特に新NISAだからといって特別な対応はしないつもりだ。
今まで、ほぼ一般NISAを利用してきた。 来年からも成長投資枠を使って、ロールオーバー的に、5年の期限が切れる銘柄を買い戻す(あるいは買い替える)事をメインにする予定だ。
投資枠は、年間あたり、120万円から240万円に拡大されるため余裕はある。一部特定口座の銘柄を自分なりに精査して、NISAに移し替えることも一応は検討している。が、無理はしない。
少なくとも、新たに資金を投入しての投資という事は、当分の間はしないつもりだ。
積み立て投資も同時並行でできるようになるが、自分の年齢を考えると、あまり使い勝手はよくだろう。
仮にやるとしても、来年初頭はスタート時期としてふさわしくないのではないかと考えている。
積み立てを考えている人の多く、そして仮に自分であっても、国内というよりは、米国市場あるいは全世界への株式、債券等を対象としたインデクスファンドを中心に積み立てるのであろう。
その場合、為替がこれからどのようなペースで円高に向かうのかわからない時点でスタートさせるのは、リスクが大きすぎる気がする。
NASDAQ関連であれば、米国金利低下による為替差損を超えるパフォーマンスを出せる? ヘッジ付きのファンド? 自分には難しすぎてわからない。
もし、自分が積み立て投資をするとすれば、急激な円高あるいは円高基調、そして米国および世界景気がハードランディングしたときにスタート、回復の中途で積み立てをやめるといった形にしたい。
直近の例で言えば、2020年、新型コロナの混乱時から数か月がいいスタートライン、そして急回復した時点でやめるといった形だ。
ただ、そんな時が、自分の生きている間に来るのか来ないのかはわからない。
とにかく不確定要素があるうちに、NISAが拡充されたからといって、何か新たなアクションを起こすことはしないつもりだ。