東京の新型コロナ感染状況、入院者数は漸増しているにも関わらず、(東京都基準の)重症者数は頭打ち気味だ。
今後下降に転じれば、医療リソースのひっ迫緩和という面では喜ばしい事になるのかもしれない。
また、宣言解除にもつながる。
しかし、なぜ頭打ちになったのかは疑問も残る。その要因をポジティブ、ネガティブ別に推定してみた。
ポジティブな推定要因
+ 回復者(人口呼吸器やECMOが必要なくなった患者)を中等症用の病棟へ順次移動させていった。(記憶あいまいだが、方針が発表されていたかもしれない)
+最近のワクチン接種者の増加により、一定数重症化が防げている。(特に最近感染者が増えている高齢者)
+適時な抗体カクテル治療により、一定数重症化が防げている。
ネガティブな推定要因
-入院、重症病棟へ適時移動がかなわない感染者が増えている。(実際に、自宅療養中に亡くなる方や、診断前に亡くなる方などが増えている)
-トリアージが始まったあるいは強化された。(理解出来るものの情緒的にはそうであって欲しくはない)
実際は、他の要因も含め複雑に組み合わされているのであろう。
それらのうち、ポジティブな要因が支配的なのか、ネガティブな方が支配的なのかは、今後発表される死亡者の推移によってある程度わかってくる気がする。
勿論ポジティブな方を期待してはいるが、東京都は亡くなった方の発表は死亡後平均12日から2週間後となっているのですぐにはわからない。
もどかしい限りだ。
*******
お読みいただきありがとうございます。
ブログ村カテゴリーへのリンクバナーです。ポチってご参照ください。
フォローしていただける方はこちらで
*******