東京では新型コロナ新規感染者数の急拡大により病床がひっ迫し始めている。
60代以上の感染者も全体数に対する率こそ少ないが、絶対数は先週比20%を超えて増加している。
このままでは、重症者化リスクがある程度高く、入院の優先順序は高齢者より低い、50代の感染者が待機中に亡くなるといったケースが8月には出始めるかもしれない。
(すでに兆候はある)
国も都も打つ手なしで、高齢者へのワクチンの効果アピールと、”若い世代の感染が~”となんの効果も期待できないメッセージだけ。
高齢者の感染がある程度抑えられているのは、医療従事者へのワクチン接種率が高いために、医療施設内でのクラスターが抑えられたことが一番の要因であると考えている。(実際のところ、最近は医療施設でのクラスターという事例を聞かなくなっている。)
という事は、若い世代を含め、全世代にワクチン接種が進み、重症化リスクのある上の世代への感染を減らさない事には、この異常な事態は収まりようがないのではないか?
国も都も、若い世代へのワクチン接種を進めたいと考えているのはわかるが、具体策は今のところなし。
若い世代は、重症化リスクが少なくい為、副反応のリスクを冒してまで、中高年の為にワクチンを打ちたいとは思わないだろう。
職域接種で進めようとすればパワハラにもつながりかねない。
そう考えると、若者へのワクチン接種を進めるためには、リスクを超えるインセンティブが必要であり、それは例えば、20代、30代限定のワクチンパスポートを発行して、
GOTOトラベルや、GOTOイートの利益を与えるしかないのではないかと考えている。
40代は微妙だが、自分を含め中高年は、ワクチンで重症化リスクを低減するというインセンティブがあるので(国からの目線で言えば)要らない。
その分の予算で、若い世代に”お得感”のあるインセンティブを与えればいいのではないか?
何をやるにつけ、対応が遅い政府。不公平だなんだなんてくだらない事を考えず、やるなら早くやって欲しい。
それが、結果的には国民全体の利益につながると思うので、、、、
*******
お読みいただきありがとうございます。
ブログ村カテゴリーへのリンクバナーです。ポチってご参照ください。
フォローしていただける方はこちらで
*******