東京をはじめとするパラリンピック開催関連自治体は、学校連携観戦プログラムを強行するようだ。
一方で、直近の東京都の新型コロナ感染状況をみると、10代以下の新規感染確認者数は、1日あたり7日間平均で700人程度まで上昇している。
さらに、一週間前との増加率をみると、おおよそではあるが
10歳未満 +28%
10代 +18%
20代 +10%
30代 +13%
40代 +14%
50代 +9%
60代 +17%
70代以上 +41%
となっており、10代以下とその親世代および祖父母世代の増加率が大きい。
子供から、親、祖父母世代への家庭内感染が問題になっていた事を想起させる内容となっている。
高齢者のワクチン接種が進んだと言っても、デルタ株の威力により、高齢者の重症、犠牲者数はこれから一定数増えてしまうと予想している。
実際、最新(8月20日)の東京都の発表データをみると、診断日がいずれも7月下旬以降となっているにも関わらず、50代以下の死亡者に加えて、高齢者の死亡者数が多くなっている事がわかる。
番号 | 年代 | 性別 | 居住地 | 診断日 | 死亡日 |
1 | 70代 | 女性 | 都内 | 7月29日 | 8月15日 |
2 | 60代 | 女性 | 都内 | 7月24日 | 8月9日 |
3 | 90代 | 男性 | 都内 | 8月7日 | 8月8日 |
4 | 70代 | 男性 | 都内 | 8月6日 | 8月14日 |
5 | 70代 | 男性 | 都内 | 8月11日 | 8月17日 |
6 | 50代 | 男性 | 都内 | 8月6日 | 8月17日 |
7 | 70代 | 男性 | 都内 | 8月2日 | 8月17日 |
観戦は、教育上意義が高いというが、障害を持つ方々との共生社会、多様性を教育する材料はパラリンピックだけでなく街中にあふれている。
パラリンピックにしても、リモート観戦できるし、なぜリモート観戦になったのかという問題意識を持つことにもつながるとおもうのだが?
と教育委員会も反対し、
チケットも半数以上キャンセルされる見込みらしい。
こんな中、修学旅行を中止させておきながら、学徒動員とも揶揄される学校連携観戦プログラムを強行させるどんな大義があるのかと考えてしまう。
共生ではなくて、大人、政治家の我欲を見せつけているとしか見えないのだが、、、、
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