最近仕事の夢をよく見る~悪夢ではないけど

日々の出来事

早期リタイアして約7年。ここ最近仕事関連の夢をよくみるようになった。
リタイア直後には、そんなことはあまりなかった。

悪夢ではない。もとより、自分は仕事とか働いた会社に対して被害者意識的なものはない。
もちろん仕事でのストレスは多かったし、おそらくストレスが大きい要因で大病を患ったりしたのかとは考えている。
ただ、病気にしても、その根本原因は自分が能力がないために回避できなかったのだと自責的に考えてしまう事が多く、”仕事=悪的”な考え方はしない。
いい子ぶるわけでもないし、言外に恵まれたサラリーマン生活をおくってきたと自慢したいわけでもない。強いて言えばそういう性格(マイナリティかとは思うが)。

で、なぜ仕事の夢をみるようになったか? 経済的な不安は、今のところあまりない。ある程度、慎ましく生きていけば、旅行・趣味など充分楽しめる。
では、自分は仕事をしたい願望があるのか? いやそうでもない。

一つ考えられるのは、仕事をしていない”ある種の後ろめたさ”があるのかなとは思う。亡父は自他ともに認める仕事大好き人間であり、地域への貢献も大切にしてきた生涯だった。
嫡男である長兄もその路線を踏襲している。また、定年を過ぎた、年上の従兄弟もみな働いている。そういう環境がはっきりしてくるにつれて”後ろめたさ”が深層心理として浮かびあがってきたのであろうか?と考えてしまう。

ただ、無理して仕事をして健康を害してももったいない。
「たいした能力もないのに、十分頑張ったし、勤労の義務も果たした」と自分に言い聞かせている。