八月は、暑くてずっと引きこもり状態が続いている。
都区外に出たのは、お盆も含め、生家に2度程出かけたのと、千葉県勝浦市に出かけただけ。
勝浦は、猛暑日がない、冬も割と温暖という事で、移住先、あるいは2拠点生活をするとすればいいところなのかなと注目していた。
九十九里、外房には何度か遊びにいった事があるが、勝浦自体は、車で通っただけで、イメージがわかない。
とにかく一度いってみようとおもっていたのだが、なかなか行けなかった。1度目、大人の休日倶楽部パスの残り1日分を使うはずだったが、台風で断念。
2度目は今年7月下旬、総武線と外房線を乗り継いでいこうとしたのだが、上総一宮駅での乗り継ぎのおり、津波警報が出てその先不通となり、引き返した。
で、今回3回目の挑戦でやっと行くことができた。前回、乗り継ぎが面倒と感じていたので、今回は東京駅から特急わかしおを使った。
特急わかしおは、京葉線ホームから発着するので東京駅構内を少し歩くことになるが、乗り継ぎの面倒くささがないのと、帰りに車内で少し飲んで帰れる楽しみもできるので、特急料金片道1480円(駅ネットチケットレスアプリ使用)を奮発した。
どこを訪れようと考えていたわけではなくなりゆきに任せようと考えていたのだが、とにかく空気を感じてみたかった。
まずは、旧市街といった趣のある街を散歩しつつ、朝市を見学。すでに10時くらいになっていたせいか、活気は乏しかった。
と、偶然とった写真にバラエティー番組らしきロケ模様が映っていた。 少しよると、ハナコの岡部(目立つ)と、杉田かおる、つるのたけし(たぶん)がいた。
なりゆき街道旅のロケなのかな?

その後、少し早いが勝浦担々麵を食す。店は朝市会場の近くの「いしい」。

元祖は「江ざわ」という店なのだが、店の内外に芸能人の写真と色紙が飾ってあったので、この店も結構取材されているのだろう。
店の方に「結構辛いので少しマイルドにしますか?」と問われたが、ここは「そのままで」と。
麺はちじれ麺でスープとよく絡まる。にんにくが入っていたが、辛さと調和している気がする。
家では、麺ひとたま食べないのだが、完食してしまった。と、昼前から、魚をあてに一杯やっているご夫婦らしき2人が。常連さんの様だ。漁業関係の方かな?
午後に入り、勝浦海中公園付近や博物館などをめぐってみた。この付近のバスは、キャッシュレスに対応していないのでちょっと不便だ。
津波警報が出た日から日が浅いので、なんとなくリアス式海岸の海は緊張する。

肝心の空気感だが、この日は東京も勝浦も曇天で東京も猛暑日にならなかった。
勝浦は最高32度くらい。少しむしむしした感じもあったが、日中歩いていても苦にならない。風が少し強かったが少しひんやりとしていて気持ちがいい。。
岬の方まであるいていった。
高台に住宅密集地があるのがわかった。こちらは新たに開拓されていたのであろう。駅からは10分程度かな。
駅近くの不動産屋さんを除いたら、中古のリゾートマンションも格安で売り出されていた。管理費、修繕費等の維持費はどうなんだろう?

帰る前に好物のカツオのたたきを食した。美味しかった。
これと”30分飲み放題確か600円程度?”というのがあったので、時間内にハイボール2杯飲んだ。
歳をとったせいか、移住とか2拠点生活への意欲はほぼない。
が、そういった視点でいった事のない街をおとずれるのもまた楽しいものだと感じた。
